「働かないアリ 大事な余力」

こんにちは。スタッフの丸山です。

少し前の新聞を読んでいて面白い記事を見つけました!

進化生物学者、長谷川英祐さんの話です。

 

働き物のイメージが強いアリにもあまり働かないアリがいて、集団の中から働き者を取り除くと「怠け者」が働く様になり、一方で「怠け者」を除いても新たな怠け者が出てくるそうです。

これは1980年代以降広く語られるようになったが、科学的根拠がない「都市伝説」であったが、それを証明したという記事の抜粋です。

記者は、大学院生と一緒に女王アリ1匹働きアリ150匹の集団を作り、頭・胸・腹の3カ所にマーカーで印をつけて一匹ずつ区別できるようにしました。

それを1日3回肉眼で観察し、それぞれのアリの仕事の割合を集計する。

次にそれを、働き者の多い集団と怠け者の多い集団に分けて、観察を続けた結果、「都市伝説」が成り立つことが証明されたと言います。

皆が働いた方が生産性は高いのに、働かないアリは何故いるのか??

それは、みな一斉に仕事に取り掛かる画一的な集団だと一斉に疲れ、卵を清潔に保つといった集団にとって致命的な仕事に空白を生じかねない。

なかなか仕事をしないアリもいる多様な集団の方が、効率は多少落ちても存続には有利なのだろうと考えられます。余力は大切です。― 中略 -

効率だけを追い求めていてはダメです。いいものも悪いものも多様性が一杯あってこその社会。どんな人でも生きていけるのが、いい世界だと思います、と結んでいました。

どんな世界でも大切なことは同じなのかもしれませんね~💡