作業療法士の河村です。
作業療法士ならだれでも知っている(?)有名な言葉を紹介します。
題名に挙げた d+b³ =sh これは数式ではなく、各アルファベットがそれぞれ単語を表しています。
行うこと(doing)によって作られた今の自分(being)から、将来の自分(becoming)ができあがっていき、所属すること(belonging)が、生存(survival)と健康(health)を可能にする、という考え方を表現したものです(アンウィルコック,1996年)
*「健康」はWHO(1946年)の定義を参照、『健康である≠病気や疾患がない』です。
先日参加させてもらったCBT(認知行動療法)の研修でも、「doing(行動)」の重要性について学びました。
気分や認知を直接変えることは容易ではありませんが、行動を変えることによって気分や認知を変化させることができ、よりよい状態に導くことができるのだそうです。
その為に、自分がワクワクできるdoingを知っておくことは、強みになります。
私のワクワクするdoingは・・・自宅、図書館、長居できる喫茶店にこもって本、映画の世界に没頭すること(映画は150本/年ペースで鑑賞しており中毒気味です。直近で夢中になった本は「罪の声(塩田武士)」。取材の綿密さと想像力に脱帽。)


スキューバダイビングで中性浮力をばっちりきめて無重力状態でひろーーい海の中を漂ったり洞窟探検をすること(荒いエンジン音が響くボートでの移動も好き)

観光地そっちのけで、そこに暮らす人たちのdoingを感じる無計画移動旅をすること(年末実家で当時の日記を読み返して、ワクワクが蘇りました)
パンの発酵が上手くいくこと(チーズパンが好き)
etc… 止まりません
中には何年もできていないdoingもありますが、思い出して書いているだけでワクワク
してくるものですね~
みなさんにとってのワクワクdoingにはどんな作業があるでしょうか?
みなさんそれぞれオリジナルの素敵なdoingに囲まれた、よりよい年になりますように。